マンスリーマンションに住民票を移すことは可能?

       

公開日:2023/03/01  最終更新日:2023/02/06

マンスリーマンションは1か月単位で滞在することのできるマンションですが、半年以上滞在する場合などに住民票を移すべきなのか、そもそも移すことができるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここではマンスリーマンションにおける住民票の異動について詳しく解説します。

マンスリーマンションに住民票を移すことは可能?

引っ越しをして住所が変わった場合は転居の日から14日以内に住民票を異動しなくてはならないと、住民基本台帳法で定められています。ただ、マンスリーマンションは短期滞在の仮住まい(住所ではなく居所)として扱われるため、住民票を移すことはできません。

マンスリーマンションを利用するケースが多いのは出張ですが、長期出張でマンスリーマンションに入居する場合は仕事が終われば元の家に戻るうえ、リフォーム中の仮住まいなどの場合は、リフォームが終われば自宅に戻ることになります。

なので、マンスリーマンションの場合住民票を異動させる義務が発生しないのは実態に即しているといえます。マンスリーマンションの契約書にも、住民票の異動は不可と明記されていることが多いです。

無断で住民票を移そうと届けを出しても、管理会社があらかじめ役所にマンスリーマンションの住所には異動がないよう申請を行っていることが多く、受理されません。

賃貸借契約書の中に住民票の異動制限について記載されていないケースや、マンスリーマンションの居住が1年以上になった場合は住民票の異動が可能なケースもありますが、無断で届けを出すのではなくマンションの管理会社にまずは相談してください。

もし、最初から1年以上の滞在が決まっている場合や住民票を移す必要があるという場合は、契約時に管理会社に可能かどうか確認をしましょう。

マンスリーマンションで住居変更可能なもの

マンスリーマンションでも住所変更が可能なものもあります。たとえば郵便物の送付先、免許証やクレジットカードの登録、パスポートの記載などです。

家が別にあるとはいえ、頻繁に帰らない・帰れない場合、郵便物の送付先は変更できないと不便です。郵便局に転居届を提出すれば、1年間は自宅宛の郵便物をマンスリーマンションに転送できます。転送届はインターネットからでも申し込みが可能で手続きに手間もかかりません。

ネット通販を利用する場合はコンビニエンスストアや受け取りロッカー、集配所などを受け取り場所に指定して受け取ることもできます。宅配ボックスを設置しているマンスリーマンションであれば宅配ボックスを利用するとよいでしょう。

クレジットカードの登録住所もインターネットで変更手続きが可能です。住所変更を行えば明細書類やお知らせをマンスリーマンションで受け取ることができます。

ただ、マンスリーマンションの滞在が終わって自宅に戻った際、住所を戻し忘れてしまうと個人情報を次の入居者に見られてしまうリスクがあるので気をつけましょう。クレジットカードを複数持っている人などは、それぞれのクレジットカード会社で住所変更手続き行い、退去時にまた元の住所に戻す手続きをするのは大変なので、郵便転送サービスでまとめたほうがよいでしょう。

運転免許証の住所は住民票と違い、マンスリーマンションへの引っ越しでも住所変更の手続きができます。マンスリーマンションの住所を管轄する警察署や免許センターで、住民変更の手続きを行います。手続きには運転免許証のほかに、住所確認の書類が必要になるため、マンスリーマンションの住所宛に届いた郵便物を持参してください。

パスポートの記載住所は2020年2月3日以前に申請されたパスポートであれば、自分で元の住所を二重線で消して、マンスリーマンションの住所を追記するだけなので簡単です。ただし、欄外に記載したり修正液を使って元の住所を消したりするのはNGなので気をつけましょう。

マンスリーマンションで住居変更不可なもの

住民票のほかにもマンスリーマンションの場合住所を変更できないものがいくつかあります。健康保険証の住所変更は同じ市町村内であれば可能です。これは健康保険証の住所は住民票と紐づけて管理されているためです。

別の市町村になると変更できないので、自宅と別の市町村のマンスリーマンションに入居する場合はできないと覚えておくとよいでしょう。

車庫証明も住所変更手続きをするには、住民票の提出が必要となるため変更できません。基本的に住所変更において住民票の提出が必要なものは変更ができません。どうしても車庫証明が必要という場合などは住民票を移せるかどうか管理会社に相談してみてください。

まとめ

マンスリーマンションを利用する際、住民票を異動する義務はないうえ契約書でも住民票の異動は不可となっていることが多いです。住民票を異動させなくても、郵便転送サービスを使えばほとんどの郵便物を受け取ることができます。ネット通販の送付先は自由に指定できるので受け取りやすいものを選びましょう。郵便転送サービスは退去時に転送終了の手続きを忘れないようにしてください。マンスリーマンションに長期滞在する際は、こちらで紹介した内容もぜひ参考にしてください。

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