女性がマンスリーマンションを選ぶ際に意識するべきポイントとは?
女性が一人暮らしするためのマンスリーマンションを探すのは、男性が探す場合よりも慎重になる必要があるでしょう。快適に暮らせるかどうか、生活に便利な環境かなど気になりますが、女性の一人暮らしならそのほかに必ずチェックしなければいけない点もあります。
女性がマンスリーマンションを選ぶ際に注意すべきポイントを解説しましょう。
女性がマンスリーマンションを選ぶ際に意識するべきポイント
快適で安心して住めるマンスリーマンションを選ぶためには、つぎのポイントを押さえるようにしてください。
セキュリティに問題はないか?
マンスリーマンションは単身で住む人が利用する物件です。女性がそこに住めば、一人暮らしであることが、ほか者にわかってしまいます。
そのため、マンスリーマンションを選ぶ際は、セキュリティ対策が万全であることが重要で、マンションの入居者以外の部外者が簡単に入れるような物件は避けるようにしましょう。
具体的な例をあげると、オートロックを採用しているマンションを選ぶようにしてください。
オートロックが採用されているマンスリーマンションなら、マンションの入居者や関係者が出入りするときのみ開錠され、通常は施錠されており部外者が勝手に出入りできません。
開錠するために暗証番号が必要なものやカードが必要なもの、新しいところでは指紋認証を行う場合もあります。また、防犯カメラが24時間稼働している物件も増えていますが、侵入を試みれば録画されるため不審者の侵入も防いでくれるでしょう。
室内にモニターがついたインターホンがあればなお安心です。訪問してきた人がだれなのか確認してからドアを開けることができるし、知らない人や不審な様子が見られる人なら居留守を使うこともできます。
最寄り駅からの距離は?
最寄りの駅から近い距離にある物件は、便利ですが賃料は高めになるのは一般的です。そのため、駅からちょっと離れた物件を探し、節約しようと考える人もいるでしょう。
駅から離れた場所でも、人通りが多く夜間も安心して一人で歩けるような環境ならまだいいのですが、人気のない暗い道を20分、30分も歩くのは怖いと感じるはずです。
仕事で帰宅が遅い時間になることが多い人なら、駅から10分以内の物件を探すのがおすすめ、あるいは夜間でも女性一人で帰宅できる場所の物件を探すようにしましょう。また、近くに交番やコンビニ、夜間も開いているスーパーがあるとさらに安心できます。
マンスリーマンションで部屋探しをする際の注意点
セキュリティ、立地条件などをチェックしたら、つぎの点にも注意して部屋探しを行ってください。
間取りや設備について
住んでみたら生活しにくかった、そのような後悔もありがちです。快適に暮らせるように、間取りや設備もしっかりとチェックしましょう。
とくに注意してもらいたいのが水回り、バス・トイレ・洗面所が一か所にまとまったユニット形式の部屋は、水回りがコンパクトになることで室内の面積を有効に利用できるほか、賃料も安くなるのが魅力です。
ただ、一般のお風呂とは違い洗い場がないため、お湯をはってゆっくり入浴したいタイプの人にはユニット形式は向かないでしょう。
また、トイレと入浴する場所が一緒ということに抵抗がある人も、バスとトイレが独立している部屋を探すのがおすすめです。
内覧できない場合もある
一般的な賃貸のマンションなら、部屋を実際に確認する「内覧」が可能です。どのような部屋なのか、実際に見てみなければ分からないことも多いもの、しかしマンスリーマンションの場合は内覧不可ということもあります。
その理由は、直前までその部屋に入居者が滞在していることが多いからです。
もちろん、部屋が空いていれば内覧可能の業者もあるため、最初からあきらめることなく業者に問い合わせてみてください。どうしても内覧できないなら、物件情報に掲載されている写真・間取りを確認してみましょう。
事前確認で業者に聞いておくべきこと
マンスリーマンション選びで後悔しないために、業者に事前確認しておくべきことがあるので説明します。
設置済みの家具や家電について
マンスリーマンションは基本的に家具や家電がついていて、荷物は最小限で入居できます。ただ、自分に必要な家具や家電が揃っているとは限りませんから、どのようなものが揃っているのか事前に確認しておきましょう。
また、今の時代ですから通信環境の確認も大切ですが、ネット環境が整っていると表記があったとしても、自分が満足できる環境だとは限りません。
ネットを頻繁に使用する人なら、無料で使い放題の光インターネットのほうが、容量制限のあるモバイルWi-Fiよりも都合がよいはずです。その点も事前に確認してください。
支払いについて
マンスリーマンションの場合、利用料金は賃料と管理費だけではなく、清掃料金や基本オプションなども含まれることがあります。
いくらかかるのか、どのような内容なのかをしっかり確認することが大切、支払いは全部でいくらになるのか見積もりを取るようにしてください。また、支払方法にも注意が必要です。
マンスリーマンションの場合は全額前払いにすることが多いので、入居時にまとまった額のお金が必要になります。短期間ではなく1年契約の場合など、分割や後払いに対応している会社の利用がおすすめです。
まとめ
単身者用のマンスリーマンションの場合、女性が利用するなら安心して住むことができるようセキュリティや周辺環境を重視するようにしてください。帰宅が夜間になるのなら、日中だけでなく夜間の人通りはどうなのかも重要、その点も実際に確認しておいたほうがよいでしょう。
物件自体の住みやすさも大切なので、いきなり契約せず事前に間取りや設備について業者に問い合わせ、確認すべきことはしっかり確認し納得の上で部屋を選ぶようにしてください。