マンスリーマンションで自炊をしたい場合におさえておくべきポイント

     
公開日:2025/06/15  

自炊

マンスリーマンションの大きな特徴のひとつに、自炊が可能な点があります。しかし、自炊ができると思っていたら必要な器具が足りないなどのトラブルも珍しくありません。そこで今回は、マンスリーマンションで自炊をする際に必要なものや、自炊生活で気をつけたいポイントをまとめて解説します。

自炊に必要な家電・キッチン用品

まずは、マンスリーマンションでの自炊に必要な家電やキッチン用品を紹介します。物件によっては用意されていないこともあるため、マンスリーマンションで自炊をしたい人は事前確認をしっかりとしましょう。

家電

自炊に必要で便利な家電には、冷蔵庫やコンロ、電子レンジがあります。また、電気ポットや炊飯器も、自炊をするためには欠かせません。電気ポットは、お湯をすぐに沸かせるため、カップ麺やスープを作る際に非常に便利です。

ガスコンロでお湯を沸かす手間を省け、忙しい時に重宝します。また、お茶やコーヒーを簡単に淹れられ、来客時にもすぐにお茶を提供できるため、生活の中で頻繁に活用できます。炊飯器は、ご飯を炊くための必須アイテムです。最初から備わっている物件も多いですが、中には炊飯器がない物件もあります。

キッチン用品

次に、必要かつ便利なキッチン用品についてです。自炊をするにはフライパン、鍋、包丁、まな板が必要不可欠ですが、これらの基本的な調理器具が備わっていない物件もあります。これらは自分で購入しても良いですが、最初から備わっていると、すぐに料理を始められて便利です。

また、料理を盛り付けるためのお皿や、食べるための箸・スプーン・フォークも揃っていると非常に便利です。フライパンや鍋、包丁、まな板といった調理器具が最初から備わっていると、引越しの際の荷物を減らせます。食器類についても同様に、最初から用意されていると便利ですが、個々に揃えることも可能です。

自分でそろえるべきアイテム

自炊をする上で最低限自分で揃えるべきアイテムとしては、調味料があります。調味料については、塩、砂糖、コショウ、ソース、マヨネーズなど、基本的なものを自分で揃える必要があります。

また、フライパンや鍋だけでは足りない場合、ホットプレートなどを追加で購入することも考慮するべきです。さらに、フライ返しやおたま、菜箸といった調理器具も自炊には欠かせません。

自炊をしやすい部屋の特徴

自炊しやすいお部屋を選ぶためには、キッチンや家電の性能や大きさが重要なポイントです。多くのマンスリーマンションにはキッチンや冷蔵庫、コンロが備わっていますが、それぞれの性能や広さは物件によって異なります。

とくにコンロの数は、料理をする際の効率に大きく影響します。コンロがひとつだと、パスタを茹でながらソースや具を作ることができません。しかし、コンロがふたつあれば同時に調理でき、作業がスムーズになります

そのため、できるだけ2口コンロのある物件選びをおすすめします。また、キッチンの広さやレイアウトも大切です。ミニキッチンでは、コンロの隣にシンクが配置されていることが多く、まな板を使うスペースが限られます。

システムキッチンでも、まな板を置くスペースが狭い場合が少なくありません。調理を考えるなら、まな板を置ける広さが確保されているかの確認が重要です。冷蔵庫についても、物件によってサイズに差があります。

ミニ冷蔵庫は飲み物を入れるのに適していますが、長期の自炊には大きめの冷蔵庫が必要です。とくに中長期の滞在を考えている場合、食材を十分に収納できる冷蔵庫が備わっている物件を選ぶと便利です。

マンスリーマンションの自炊生活で気をつけたいポイント

マンスリーマンションでの自炊には、意外な落とし穴がいくつかあります。

生ごみの処理

自炊をすると、外食やテイクアウトに比べてどうしても生ごみが多くなります。マンスリーマンションに住んでいる場合、市区町村で決められたゴミ出しの日程や時間をしっかり確認し、生ごみの処理を適切に行うことが重要です。

とくに、夏場は生ごみの匂いやコバエが気になることがあります。その場合は、生ごみ処理ポットの活用で匂いや虫対策を行うと便利です。

食材を購入する場所

マンスリーマンション周辺に、十分な食材を調達できる店があるかを事前に調べておきましょう。近くに品揃えが豊富なスーパーや、価格が安定しているスーパーがあれば、自炊はとても便利になります。

さらに、珍しい食材を取り扱っているお店や高級なスーパー、地域密着型の八百屋や魚屋があれば料理のレパートリーも広がります。反対に、食材の調達が不便なエリアに住んでいると、買い物が手間になり、自炊が億劫になることが多いです。

換気扇の性能と位置

内見時には、換気扇の効果的な機能や位置のチェックが大切です。魚を焼いたりカレーを作ったりすると部屋に匂いがこもりやすいですが、換気扇がしっかり機能していれば匂いを効果的に排除できます

また、窓やドアが開けられる構造になっていると換気をしやすく、空気がこもらず清潔な状態を保てます。換気の良さは料理中の快適さに大きく影響するので、事前にしっかり確認しておきましょう。

まとめ

マンスリーマンションで自炊を楽しむためには、キッチンの設備や必要な家電・器具が整っていることが大切です。コンロの数や冷蔵庫の大きさ、換気扇の性能など、料理を快適に行うための環境が整っている物件を選びましょう。また、調理器具や調味料は事前に確認し、自分で必要なものを揃えることをおすすめします。さらに、生ごみの処理や食材調達場所にも気をつけ、快適で効率的な自炊生活を送るための準備をしっかり行うことがポイントです。

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